相模原 構造設計 ヤマダ設計

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ヤマダ設計より

2023/03/05

建築士の資格について


「建築士」には三種類ありまして、「木造建築士」「二級建築士」「一級建築士」となります。

そして、それぞれの資格によって建築設計を行える規模が決まっています。

例えば二級建築士でしたら高さが13m以下、かつ軒高9m以下の建物まで設計可能です。

しかし、高さがそれを超える建物や延べ床面積が500㎡を超える大きな建物、あるいは学校・病院などの用途に使う建物は一級建築士でなければ設計を行うことは出来ません。

一級建築士試験の合格率は私が受験した当時は7%と聞いた記憶がありますが最近では10.6%とのことです(令和2年度)。

お仕事として個人の住宅をメインにやられている建築士さんなら二級建築士事務所でも大活躍されているかたはいらっしゃいますので、そういう方向性を目指すのでしたら何がなんでも一級という事は無いのかもしれませんね。

しかし、将来は商業ビルを設計したい...とか、美術館を設計してみたい,,,などの目標があるのでしたらやはり一級建築士を取得しておくほうが世界は広がるかと思います。

要はどの方向で仕事をしていくのか?になるのだとは思いますが、しかしながら同じ家を設計する場合にも「こちらは二級建築士の設計」「こちらは一級建築士の設計」となった時にはやはり一般的には一級建築士の設計のほうが安心感などは大きくなるのは仕方ないかな?とも思います。

まあ、資格とか肩書というのはそういう目に見えない安心感や信頼感を担保する意味もあるのでそこは仕方ないかと思いますが、それが全てということでも無いかな。

過去には一級建築士が大きな事件を起こして建築業界に激震が走ったこともありますしね(汗)